今回のハンマーセッションは生徒に対してではなくて
あ、だからハンマーセッションじゃないのか。
「完了！」も言わなかったねそういえば。

あんまりむちゃくちゃじゃなかったので、安心して見ていられたよ。
もはや面白いとかじゃなく、観点が違ってる気がしないでも…。

あ、でも面白かったです。うん。
今回は、ハチスカ…というか音羽4号が子供のころにお世話になった
関谷という詐欺師のお話でした。

つまりあれだね、師匠？
その師匠のやり方が気にいらなくて、そいつを裏切って逃げたらしい。
逃げるときに騙し取ったお金を持ちだして、被害者に返したらしい。
ハチスカ（まだこのころは音羽4号）かっこいー！

その師匠がダンススクールの学長をしてた。
ダンススクールのパンフレットにデカデカと顔と名前が載ってる。

昔からスカウト詐欺をしていたらしく
「夢を見なければ夢はかなわない」と、親にいいことを言って
事務所の登録料とかオーディションの受験料とかごっそりとってドロン
というやり方
過去映像でドロンした事務所の受付とかいた札に「バーカ」と書いてあって
その後も関谷はなんどか「バーカ」というんだけど、むかつくなこいつ。


TBSドラマ「ハンマーセッション」公式サイト→★

それなのにパンフに顔のっけたりして、前にだまされた被害者が
「この顔にぴんときたら110番！」ってしたらどーするんだろう
芸能人になりたいと思ってスカウト詐欺にあったなら、夢をあきらめずに
ダンスのレッスンとか通いたいと思うかもしれないよねえ。

そんな関谷のスクールにハチスカの生徒・坂本がダンサーになる夢をもって
だまされようとしてた。
坂本には中学時代からの彼女がいて、一緒にダンサーになるのが夢だったんだけど
自分が忘れたTシャツを彼女が自転車でとりに行った途中で
飛び出してきた子供をよけて転倒、その怪我のせいで歩けなくなってしまったから
自分のことを責めているのね。

リハビリをすれば歩けるようにも、踊れるようにもなる、といわれているみたいなんだけど
きっとリハビリ、大変なんだよね…。
ちょっとひねくれかかってる彼女に、坂本は自分が踊ることで
もう一度踊りたいと思ってくれたらと、明るくがんばっているわけだ。

ああ、それでこの子はいつも明るく振舞っているのか…。
ほんとうは責任とかいろんなぐじゃぐじゃで押しつぶされそうな
そんな時期も絶対にあったはずなのに。
なんだかいい話じゃないの～～～～

がんばっているのにがんばれっていわれると辛いかなと悩む坂本に
楓がいいこと言います。
「がんばれるって信じてるから言うんだよね？それは彼女の力になってるよ」って。

この「がんばれ」ということば…難しいです。
がんばってるのに言われるとつらいかもしれないけれど
がんばっている人にかける言葉、って…と思うと。
無理しないでね、って私はよく使うけれど、無理しなくちゃいけない人もいるわけで。
がんばれ、ってそんなに悪い言葉じゃないと思うんだけど…
それで追い詰められちゃう人もいることは、確かなことで。

運動会とかのがんばれーは力になることだってある。
勉強に対してもっとがんばりなさい、は…プレッシャーになるのかな？
でも無理しなくていいよって言ったら勉強しなくなりそうだし。

私の中で使い方難しいナンバーワンかも。
ハルコ教えてくんないかな！（←ドラマ違うし）

関谷はダンススクールの講師にちょっと落ち目の？プロのダンサーを雇ってて
そいつにもスクールがうまくいけば再出発の資金を出してやるといってる。
これもうそみたい。

秘書らしきセクシーな女にも「今までばれたことはない」とか言ってます
これもうそみたい。（←うそだったら今ココにいないってば）

同じ詐欺師でも悪人に見えるな、こいつ。
沢村一樹なんだけど、悪人にみえるよ。うん。

で、ロクの部屋では3人でそうめんたべながら話してるんだけど
ハチスカは何か考えてます。
「詐欺師が一番屈辱なのは」「だまされること」とロク
今回はハンマーセッションではなく、関谷をだますことみたいです。
かっこつけて言ってるけど、バックが萌え系アニメのポスターなんだよね
どうやら「けいおん！」のポスターっぽい…。ロクよ…。

で、関谷が仕掛けた大掛かりなオーディション
審査員はすべて偽者、親とも面接をして、合格したら費用を払える子は
全員合格にし、多額の海外留学費用とかをもらったらトンズラするつもりらしい。

それに気がついた講師のダンサー、やっぱり再出発の資金を出すって
いわれて、詐欺だってわかっていながら協力することに。
詐欺だったわかったんだから、自分にもお金くれないかもって
疑えばいいのに…。

ハチスカはやり方がわかっているので、このオーディションはデキレースだと楓と涼子先生に話し、
涼子先生が楓の姉のふりして「合格したら、この子の夢のために費用は払います」と
関谷にいいにいきオーディションにでることに。
このとき関谷がよそをむいたときの2人の顔が怖かったｗ

つか、この時点で関谷、2人にだまされてるよ！！
すごい詐欺師をだました2人！あんたたちこそ詐欺師の才能ありなんじゃ！

で涼子先生はゼッケンをあやしげな男の人に渡します。

ハチスカは1人で座っている関谷のところに行きます。
関谷もハチスカのことは覚えてた。というかネックレスで覚えてたのかも。
関谷はうらんでるのにいいのかよ！と思ったけどこれも作戦でした。
「オレはあんたが嫌いなんだよ」と言い残して去るハチスカ。
でもアニキって呼んでたね。

オーディションは順調にすすみ、坂本の番。
彼女は…来てくれてました。見たいけど見たくない。でも見たい。
きっと彼女も複雑に違いないんだけれど
坂本は彼女が来ていることで、足の捻挫のことも忘れてダンスを
踊りきります。

そして合格発表…。
その中には涼子先生が渡した楓の番号も、坂本の番号も。

そこで怪しげな男がでてきました。

その男はプロのダンサーで今成功してる有名な人。
この男に連絡をしたのはハチスカでした。
昔、関谷のスクールで講師をしているだまされたダンサーと一緒に
ダンスユニット？をやっていて、他の人は落ちぶれたんだけど
彼1人、成功したらしい。
そんな昔のよしみで来てくれたんだと思う。
ここにもちょっとだけ友情があるように思えた…絡みはなかったけど。

その人が「審査員のダンサーが知らない顔ばかりだ。偽者だ。」と。
そして懐から楓のゼッケンをとりだして「この番号はずっとオレが
もっていて、ダンスを踊っていないのに合格している、おかしい」とか
なんとか言う。

そこで停電、じゃなくて消灯したとおもったら
スクリーンに関谷が「だまされるほうがわるいんだ」みたいなことを
言ってる姿が映し出されて。これはさっき、ハチスカが隠し撮りしてたのよ。

でも、ハチスカも詐欺だってこと、録音されちゃってんじゃね？
間違えて流れちゃったらこのドラマおわっちゃうー

まあ間違えないのがお約束だけど。

ハチスカは1人優雅に座ってた関谷にスポットライトを当てちゃう。
まぶしそうにする関谷にビデオカメラみせびらかしーの。にやりーの。

そいで怒った受験者がわーっと暴れだすんだけど、司会してたねーちゃん
（関谷の愛人かなんかだよな）が機転をきかせて電気を消します。

その間に関谷は逃げます。
ハチスカとすれ違いざまに「オマエとはまた会うような気がする」とかなんとか
「さあ、どうでしょうね」とハチスカ。

電気がついた会場で、涼子先生がそのプロのダンサーに
「みんなのダンスをみてあげてください！」とお願いをする。
他の人たちも「お願いします！！」となったので
とてもお断りできる雰囲気ではなく（そうじゃないよね）
「わかりました。見させてもらって、才能があると思った子は
オレが育てる」ようなことを言わせちゃった。わーい。

でも坂本の足はもう限界で、踊れなかったのかな…。残念。

彼女はでも「一番かっこよかった」と。「また一緒に踊りたい。
私もがんばる」と。
坂本泣いてます。彼女も泣いてます。楓も泣いてます。私も泣いてます。（←？）

涼子先生もよかったーと感動してるみたいです。
ハチスカは自分がこのくらいのときは夢を見ることも忘れたような気がする、と。

涼子先生は校長パパにハチスカがすごいと意気揚々。
あんなに大胆な作戦なんて…とか。
過去に何があったんでしょうね、と興味深々。
人はそれを恋と呼ぶのかもしれませんぜ…。
きっと2人仲良くなるんだろうなあ…きーーーっ。

でも涼子先生も変わったよね。結婚結婚言わなくなったし。
教師という仕事が楽しくなってきたんだろうなあ。
ハチスカのこと好きになってきたんだろうなあ。きーーーっ。（←こればっかり）

お約束のラスト。楓パパ。
音羽4号の件は打ち切りになったから捜査してるのがばれたらヤバイとか
部下に言われてるんだけど、楓パパきいちゃいない。

そこに別の人がきて（なぜ手に包帯？）
スクール詐欺の被害届けがでてる、と。
「ああそれは音羽4号じゃねえな」とあっさり楓パパ。
「それが面白いことがありましてね…」と意味深な言葉を残して続く！！


今回、わりとまともな話だったので（←なんつー暴言）
突っ込みどころがあまりなく
ただただ長いだけになっちまいました。